ココカラの国内在庫のスタンダードサイズは下記の2種類です。
・サイズ1: 100x20x12㎝ (培地量 24L)
・サイズ2: 100x15x15㎝(培地量 22.5L)
サイズ1は一般的なサイズになります。より根域を深めたい場合は、サイズ2をおすすめしています。
※いちご栽培は株間を取るために20cmの横幅が必要のため、100x20x12㎝がスタンダードです。
培地の高さは保水性に影響しない
よく、こんなお問い合わせをいただきます。
・培地は低いほうがいい?それとも高いほうがいい?
・培地を低くすると、排水が早く切れてしまうのでは?
・微粉(0.5mm以下の粒)が多いヤシ殻を利用しているため、排水性が悪いので、低い培地のほうが排水性がいいのでは?
しかし、本来ヤシ殻粒自体がもつ保水力以上の水は全て出ていくため、培地の高さに影響されることはありません。基本的には、培地を高くして、横幅や長さを調整することをおすすめします。
なお、ココカラピートは微粉(0.5mm以下の粒)を除去し、厳選した粒で構成しているため、排水に優れています。
利用期間で高さを決める
高さを決めるひとつの目安は、利用期間です。
・1年利用の場合は、高さ10cm程度。
・2年利用の場合は、目減りすることも考慮して、高さ12cmあると安心です。
ココカラピート TP 4,TP2を利用した場合
培地を高くするメリット
・根域を深め、根を安定させることができる
培地を高くすることで、根域を深め、根をしっかりと安定させることができます。
その後、栄養成長から生殖成長に切り替えて収量を取ります。
・培地温の変動を和らげられる
培地を高くすることで培地内の温度変化を柔和できます。
ココカラピートは、培地が厚い(高さがある)ため、保水率や空気含率が上がり、培地の内側が外気の影響を受けにくくなります。
一方、培地が低いと、夏場など太陽光でベンチの温度が上がった際、ベンチに接している根が焼けてしまうことがあります。1年利用の場合でも最低10cmは高さを確保することを推奨しています。
縦幅と横幅で培地量を調整する
培地を高くする分、横幅や縦幅を短かく調整することで、培地の全体容量が大きくなりすぎず、コントロールのしやすさは維持できます。
横幅を調整
一定量のご注文をインドから輸入する場合には、お客様のご要望に応じてサイズをカスタマイズすることも可能です。
100cm以上の長さがほしい
膨張前のココピートの厚さは約2cmです。100cm以上になってしまうと運送中や設置の際に、折レてしまう可能性があります。また、復元後、水を含んだ状態では培地の運搬にも不便なためお勧めしておりません。
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